接着剤を一切使用しないウッドパネルの家 

突然ですが事務所の打合せスペース写真をイラスト風に加工した画像です。先日、荒川区西日暮里で建設中の4階建て共同住宅の現場写真を撮影したときにデジカメ機能として搭載されていることを偶然発見し、事務所の打合せスペースを撮影したものです。やさしい色調でいいですよね、写真加工ソフトより使えそうです。

 

さて、話はがらっと変わりますが、日本バウビオロギー研究会の定例セミナーとして開催された「ピュアウッド・ハウス」の見学へ行ってきたので簡単に紹介いたします。

 

ピュアウッドパネルは厚み24mm~50mmの板を水平垂直45度に張り合わせた木質パネルです。パネルの接合では接着剤は一切使われていません。接合はブナ製のダボネジにより行われています。

 

ですのでパネルは100%ウッドになります。

 

最大パネルサイズは3m×8m、厚みは36.4cmまで制作可能!!

このパネルを床壁屋根に敷き、構造・防火・環境性能を高めた住宅がピュアウッド・ハウスです。

さらに詳しい情報を知りたい方は、下の写真クリックから「自然の住まい株式会社」HPをご覧ください。

 

今回見学させてもらった神奈川県鎌倉市に建設された住宅は、床に厚180ピュアウッドパネル、壁に厚205ピュアウッドパネル、屋根に厚140のピュアウッドパネルが使われておりました。壁断熱はピュアウッドパネルの外側に厚100ウッドファイバー張り、屋根断熱はピュアウッドパネルの外側に厚120のウッドファイバーを敷きこむという重厚な仕様でした。

 

内部間仕切り壁の内部には輻射式暖房用の温水パイプが張り巡らせてあり、珊瑚漆喰や土壁仕上げが施されておりました。ピュアウッド現し仕上げと左官仕上げの壁がコントラストとなり落ち着いた雰囲気のインテリアに仕上がっていました。

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