今すぐできるLohas Living

3回のシリーズでお話した「快適な住まいづくり」の話題も最後となりました。
今回は、今すぐできるLohas Livingです。
大きな工事なく、インテリアや生活スタイルなどの変更だけでもLohas Livingは実行できます。
太陽光の取り入れ、風通し、雨水利用、風呂水利用、緑や樹木の利用などです。
太陽光は夏場遮蔽して冬場室内に取り入れることが基本。そのためには、夏場はルーバーやよしず
で窓の外側で遮蔽しましょう。また冬場の暖房効率を考えると、カーテンを床までの長いものに交換
するだけで光熱費が下がります。「体感温度」「輻射熱」を読んでくださった方でしたら、窓の外で遮蔽すること、床までカーテンで覆うことの意味が分かると思います。
緑に関しては、昔から言われていることですが、南側へ落葉樹を植えてみてください。夏の日差しは遮蔽し、冬は室内へ光を取り入れることができます。もし北側の敷地に余裕があったら、植栽してみましょう。家の北側は家の周囲で最も温度が低いので、気化熱で冷やされた空気を夏場取り入れることができます。
通気に関しては、南北2方向の窓を開けることが基本です。1部屋に窓が2箇所ない場合は家全体で換気するよう窓・ドアを開けてみてください。

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  1. このブログの総目次

    「建築家が考えるLOHASな住まい」 総目次
    (1)光熱費1/2住宅の設計手法
      ・光熱費1/2住宅とはなにか?
      ・光熱費1/2住宅の13要素
      ・自然風の利用技術
      ・昼光の利用技術

  2. 窓の結露と外気温の関係

    冬になると窓ガラスにびっしり漂着する結露水。いやなものですよね。
    結露は住宅にとってもカビの発生や構造体の腐食などの原因となる
    排除したいものです。
    窓枠やガラス表面の結露だけでなく窓下の壁内部の結露水が窓下
    の構造対を腐食させる原因になることもありるので注意が必要。

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