今日は、執筆中の建築雑誌の中から「木製建具」のコストを紹介します。
一般の方にとっては結構有益な情報ですよね。
木製建具は外壁周りに使用する木製サッシや玄関ドアの外部木製建具と、内部木製建具に大別されます。また製作工程の種別では、メーカーの既製品と建具屋製作の注文品に大別できます。
メーカー既製品についてはカタログ価格×0.6程度が取付け・諸経費など含めた金額と考えておけばよいでしょう。工務店の仕切り(問屋からの仕入れ価格)によって多少前後します。
建具屋製作の注文品の1枚当たり単価を下に記します。
外部木製サッシ、小さな窓:5万円程度
外部木製サッシ、大きな窓:9万円程度
玄関ドア:15万~20万(表面材種によって違います)
飾りのない内部ドア:3万円程度
飾りのある内部ドア:4万円程度
重厚な内部ドア(框戸):8万円
上記は新築一戸建てを建設するような場合で、リフォームなどで注文枚数が
少数の場合は割り増しとなります。
建設コスト解説の目次
・建設コストに関する建築雑誌の記事を執筆中
・仮設工事のコスト
・基礎工事のコスト
・木工事のコスト
・屋根工事のコスト
・外壁工事のコスト
・石タイル工事のコスト
・内装工事のコスト
・アルミサッシのコスト
・木製建具のコスト
・塗装工事のコスト
・給排水給湯設備のコスト
・執筆していた建築知識2月号が発刊されました
コメント
執筆していた建築知識2月号が発刊されました
昨年の10月から執筆をしていた建築知識2月号「間違いだらけのコストデザイン」
が発刊されました。私が執筆した部分は次の項目です。
分かりやすく解説していますので一般の方が見ても見積もりできると思いますの
で興味ある方は書店で購入ください。建築関係の月刊誌としては最も歴史ある雑誌
なので大きめの書店なら取り扱いしているでしょう。
内装工事のコスト
いや~来年1月発売の「建築知識」特集記事を2カ月前から執筆していまし
たが、ようやく全ての項目の執筆が完了し、年明けに総チェックと修正を残
すのみとなりました。
建築コスト 基礎工事
久々に住宅建設コスト関連の情報です。
来年早々発行される建築雑誌の執筆も半分ほど終わりました。
日々の業務の合間で進めていますが、来週末までには書き上げないと
いけないのでラストスパートという感じです。
外壁工事のコスト
住宅の外壁工事の種類は3種類ほどに分類できます。
1 窯業系サイディング(ニチハモエンサイディング等)
2 金属系サイディング(ガルスパン等)
3 モルタル+エマルション樹脂塗材(ジョリパットやマジックコート)
その他、仕様頻度は少ないですが木板張りや珪藻土、シラス壁や昔ながらの土壁
などもあるでしょう。
屋根工事のコスト
建築雑誌原稿の締め切りが迫ってきました。あと一週間足らずで
書き上げねばいけません。
このブログの総目次
「建築家が考えるLOHASな住まい」 総目次
(1)光熱費1/2住宅の設計手法
・光熱費1/2住宅とはなにか?
・光熱費1/2住宅の13要素
・自然風の利用技術
・昼光の利用技術