光熱費1/2のエコ住宅 給湯設備計画2

光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
今日は給湯設備計画の後半です。
(4)給湯設備計画の省エネルギー手法
①太陽熱温水器の採用
太陽熱給湯を参照ください
②太陽熱給湯システムの採用
太陽熱給湯を参照ください
③高効率給湯機(ガス式)の導入
潜熱回収型ガス給湯器、エコジョーズを採用すれば15%の省エネルギー効果があります。従来型ガス給湯機の熱効率が80%なのに対し、90%の熱効率を実現しています。従来捨てていた排気ガスの熱を回収して水道水の予熱に用いることで実現しています。

④高効率給湯機(電気式)の導入
自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機、エコキュートを採用すれば30%の省エネルギー効果があります。テレビでも盛んに宣伝しているのでご存じの方も多いことでしょう。
加える電気エネルギーを100とすると400%効率で給湯し、タンクや配管からの放熱ロスを差し引いても最終的に300%の熱効率となります。ただし発電所からの送電ロスを計算に加えると、投入エネルギーは270に相当するので、(300/270)×100=111%になります。

(5)給湯設備各部の省エネルギー設計・工法等
①給湯方式には従来の先分分岐方式とサヤ管ヘッダー方式があります。
サヤ管ヘッダー方式は配管径を細くすることができるので5%程度の省エネルギー効果があります。ただしイニシャルコストは高くなります。

②給湯配管経路を短くすると残湯量が減るので給湯効率が向上します。

③配管の保温、浴室・浴槽んの保温も省エネルギー効果があり、また住人の快適性や健康性も向上させることができます。

④節水型のシャワーや給湯栓の採用も省エネ効果があります。

■光熱費0(ゼロ)のブログシリーズ目次リンク
1.建築家が考える光熱費ゼロ住宅
2.光熱費0(ゼロ)住宅
3.光熱費0住宅の試算値
4.光熱費0(ゼロ)住宅 ランニングコスト分析
5.光熱費0(ゼロ)住宅 イニシャルコスト検討
6.一般的な住宅で光熱費0を実現するには
7.光熱費0の省エネ住宅 一般の住宅分析
8.光熱費0の省エネ住宅 家庭の消費エネルギー比率
9.光熱費0住宅からCO2発生量0住宅へ

■光熱費1/2住宅のブログシリーズ目次リンク
0.自立循環型住宅への設計ガイドライン
1.自然風の利用
2.昼光利用
3.太陽光発電
4.日射熱利用 1
5.日射熱利用 2
6.太陽熱給湯
7.断熱外皮計画 1
8.断熱外皮計画 2
9.日射遮蔽手法 1
10.日射遮蔽手法 2
11.日射遮蔽手法 3
12.全熱交換型換気扇
13.換気設備計画 1
14.換気設備計画 2
15.給湯設備計画 1
16.給湯設備計画 2
17.照明設備計画 1
18.照明設備計画 2
19.照明設備計画 3
20.照明設備計画 4
21.照明器具配置の設計手法
22.高効率家電機器の導入1
24.水と生ゴミの処理と効率的利用 1
25.水と生ゴミの処理と効率的利用 2
26.水と生ゴミの処理と効率的利用 3
27.生ゴミ処理
28.電気やガスの1次エネルギー換算値
29.発電ロスと送電ロス
30.光熱費領収書からエネルギー消費量を求める方法
31.二酸化炭素排出量の換算係数
32.省エネルギー性や経済性の評価ツール
33.造形デザインと環境デザインを共に高める設計手法
34.省エネ、エコ住宅設計マニュアル
35.住宅の二酸化炭素排出量
36.熱エネルギーの単位
37.環境を測定する
38.設計フロー
39.開口部の設計
40.断熱仕様の設計1
41.開口部の施工費比較
42.経済性能比較
43.断熱仕様の設計 2
44.断熱仕様の設計 3

コメント

  1. 光熱費1/2住宅 自然風の利用

    居住時のエネルギー消費量を1/2に削減しながら、住人が「心地よい」と感じる住環境も実現する「自立循環型住宅」解説シリーズ、いよいよ13要素の解説を始めます。

  2. 光熱費1/2住宅 昼光利用

    居住時のエネルギー消費量を1/2に削減しながら、住人が「心地よい」と感じる住環境も実現する「自立循環型住宅」解説シリーズ、13要素の解説第2回目です。

  3. 光熱費1/2住宅 太陽光発電

    光熱費1/2住宅(自立循環型住宅)シリーズ 太陽光発電です。
    売電価格UPや国や自治体からの補助金復活で話題となっていますね。

  4. 光熱費1/2のエコ住宅 日射熱利用2

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
    今日は日射熱利用の後半をお届けします。

  5. 光熱費1/2のエコ住宅 日射利用1

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)解説シリーズ、日射熱利用について解説します。日射熱利用は住宅プラニングにも直結する要素で、内容の濃い奥が深い部分なので、2回に分けて解説いたします。

  6. 光熱費1/2のエコ住宅 日射遮蔽手法 1

    久しぶりに「自立循環型住宅」の解説シリーズ
    日射遮蔽手法について解説します。この項も内容が濃いので
    3回ほどに分けてUPしていきますね。

  7. 光熱費1/2のエコ住宅 断熱外皮計画 2

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
    断熱外皮計画 パート2です。断熱計画は内容が厚いので明日パート3を掲載予定です。

  8. 光熱費1/2のエコ住宅 断熱外皮計画1

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
    13要素技術の 「06 断熱外皮計画」について解説します。
    この省は内容が厚いので2~3回に分けてお送りします。

  9. 光熱費1/2のエコ住宅 太陽熱給湯

    光熱費1/2のエコ住宅シリーズ 
    太陽熱給湯について解説します。

  10. 光熱費1/2のエコ住宅 日射遮蔽手法3

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅) 
    日射遮蔽手法 パート3

  11. 光熱費1/2のエコ住宅 日射遮蔽手法 2

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
    日射遮蔽手法 パート2 

  12. 全熱交換型換気扇について

    光熱費1/2住宅(自立循環型住宅)シリーズ
    換気設備計画の序章として全熱交換型換気扇のお話をしましょう。

  13. 光熱費1/2住宅計画

    経済産業省は2030年までに家庭から排出されてCO2を半減させる
    「エネルギー基本計画」の最終案を発表した。
    ニュース:http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060801000815.html

  14. ラーメン博物館

    気分的夏休みの二日目は新横浜のラーメン博物館とスケートリンク
    へ行ってきました。

  15. 屋上でテント体験

    昨日から気分は夏休みで子供との時間を楽しんでいます。
    といっても遠くへ出かけるのではなく、近場で休日を過ごす
    ことにしました。

  16. 光と風と人が集まる三浦の家

    昨日、15年ほど前に勤めていた設計事務所の元同僚の家に
    遊びに行ってきました。場所は三浦半島 三崎口。
    車で行ったので横浜横須賀道路 衣笠インターから三浦縦貫道
    を抜けて5分ほどの場所にありました。

  17. 川崎感動リフォーム完成!!

    川崎市中原区で進めていたリフォーム工事が完成しました。

  18. プロペラファン設置

    工事中のリフォーム工事現場にプロペラファンが設置されました。

  19. 光熱費1/2にエコ住宅 照明設備2

    照明設備計画の設計手順
    照明エネルギー消費を削減させるためには、前述した3つの手法を
    うまく組み合わせた計画とする必要があります。設計手順を説明します。

  20. 手塚建築研究所のオープンハウス見学

    今日は午前中リフォーム計画の実施設計打合せを行い、午後は
    オープンハスへ出かけた。

  21. 七里ヶ浜海岸

    昨日のオープンハウス見学の帰り道、鎌倉市七里ヶ浜海岸に立ち寄りました。
    毎月第2・第4土日には駐車場でフリーマーケットを開催しているようで、何故
    か昨日は第1土曜だったのですがフリマ見学~海岸遊びと、つかの間の海
    を満喫してきました。

  22. iPhone4発表

    このところマクドナルドの打合せ外出が多く、光熱費1/2住宅や
    健康維持増進住宅などのシリーズブログを更新できません。僕も
    早く最後まで連載し、自分なりの具体策や新たなアイデアの紹介
    と進めたいっと思っています。

  23. 一日ガーデニング

    昨日は事務所入り口前に平板敷きを行いました。

  24. エコキュート

    ここ5年ほど、エコキュートの普及率が上がっています。「空気の熱を利用する」というフレーズを連想する方もいるかもしれませんね。開発された当初(10年近く前)は寒冷地での性能確保が難しく、暖房の効きが悪いという欠点があったのですが、技術開発が進み安定的に暖房の熱を取り出せるようになっています。この性能を一般的なボイラーを1として比較するとエコキュートが3倍、発電時に投入した化石燃料比を加味しても1.5倍の暖房エネルギーを生み出せるそうです。

  25. ペア硝子

    最近はペアガラスが一般的になり、断熱環境も改善されてきました。最近完成した賃貸住宅(辻堂太平台計画)では、標準仕様として全ての窓にペアガラスを採用しましたが、不動産屋と施工業者から全ての窓にペアを使っている賃貸住宅は珍しいと言われてしまいました。私の考え方では全ての窓をペアガラスにするか、まったく採用しないかのどちらかしかありません。断熱材もそうですが、1箇所でも手を抜くと、その場所から集中的に熱が逃げたり結露が集中してしますと思っています。

  26. 結露

    結露は以外に恐ろしいものです。クロスにカビが発生したり、フローリングが腐ったり。目に見える被害だけでなく壁の中で結露して構造体が腐るなどの被害がでることもあります。
    私が経験したものでは、他の方の設計したRC造一部鉄骨造の住宅で雨漏りが発生しているということで調査をしたところ、壁の中にある構造体の鉄骨に結露して、雨漏りのように多量の水分が溜まっていました。

  27. 気化熱

    前回に続きセミナー「快適な住まいづくり」で夏場の快適性を考える上で参考となるお話を聞きましたのでご紹介します。

  28. 輻射熱

    体感温度の話に続き、セミナー「快適な住まいづくり」の話題をご紹介します。
    輻射熱、気化熱、身近にできるLohas、この3点について3回に分けてお話しましょう。

  29. 赤外線表面温度計

    室内温度環境を考えるとき、室温だけでなく壁や窓ガラスの表面温度が重要です。
    その重要性はまた別の機会にお話したいと思ってますが、
    今回は赤外線表面温度計を紹介します。

  30. 基礎工事 根切り

    事務所工事の根切りが始まりました。
    根切りとはコンクリート基礎を施設するために土を掘ること。
    コンクリート基礎の形に合わせて、型枠を設置できる作業スペース分広めに掘っていきます。
    ちなみに土を掘ることを建築用語で「掘削」ともいいますね。

  31. 基礎工事 遣り方

    子供たちが成長し、手狭になった我が家。
    家の隣地に別棟事務所の建設を思い立ってから早1年、いよいよ工事が始まりました。

  32. アルミサッシの施工費

    来年1月発売の建築雑誌に掲載予定の「設計者のための見積り」
    解説記事を執筆中ですが、それに関連して今日はアルミサッシの
    建築コストについて解説します。

  33. 基礎工事 鉄筋

    事務所工事の基礎配筋が完了しました。(鉄筋を組む事を配筋と呼ぶ)
    今回の工事は6畳の事務所という小規模なものなので、丸一日で完了しま
    したが、延べ30坪程度の普通の家の基礎の鉄筋工事で3日間ほどかかる
    と思います。

  34. 基礎工事 捨てコン完了

    事務所工事の捨てコンが完了し、次の工程は鉄筋工事へ進みます。

  35. 住宅設計手法

    11月4日のブログで自宅のIHヒーター組み込み食卓をご紹介しましたが、現代の
    囲炉裏(家族の集まる場所)としての食卓という考え方を発展させた住宅です。

  36. 基礎工事 捨てコン

    今日は事務所の捨てコン打ちです。

  37. 基礎工事 砕石敷き

    事務所の基礎工事が砕石敷き段階となりました。
    事務所と言っても6畳の大きさしかありませんので、「小さいな~」と実感してしまった。。。
    でも、この事務所から生まれるアイデアは大きいぞと、夢と希望を膨らませています。

  38. 辻堂太平台計画(4軒の賃貸住宅)

    手前味噌ですが、神奈川県藤沢市辻堂の賃貸住宅を紹介します。

  39. 自宅設計の成功と失敗

    今回は、今後の考察の基礎となる、2004年5月に完成した自宅についてデーターを公開します。
    (1) 建物仕様
    1. 構造:木造2階建て(2階上部はロフトと吹き抜け)
    2. 面積:建築面積37.60㎡、延床面積67.68㎡
    3. 屋根:高性能グラスフール16K 100mm厚×2枚+空気層
    4. 壁 :高性能グラスウール16K 100mm厚+空気層
    5. 気密:室内側デュポン タバーン、室外側デュポン タイベック
    6. 冷房:空冷ヒートポンプAC 1台
    7. 暖房:土壌蓄熱式床…

  40. Lohasリビング

    前回ご紹介したグリーンビルディングと共に、ニューヨークなどで広がりを見せている環境に配慮した、
    住人にも優しい集合住宅「Lohasリビング」では次のようなポイントを掲げています。

  41. 建設コスト 木工事

    今日も昨日に引き続き住宅建築コストで木工事のお話です。
    木工事は住宅建設のなかで35%前後を占める工事で、構造材
    ・プレカット費・造作材・合板ボード類・大工手間などで構成
    されます。

  42. VAIO故障のその後

    昨日は最悪の一日だった。
    まさか買って1週間のVAIOノートが故障するとは。。。
    思いもよらぬ時に起こるから まさか なのだ。

  43. 買ったばかりのVAIO故障

    大ショック!!!!!!!!
    買ったばかりのノートパソコンに大トラブル発生。

  44. サッカースタジアム

    今日は朝から雨。。。

  45. 自宅事務所 電気工事

    自宅事務所の工事が電気工事配線の工程に入った。
    電気工事は工事中様々な工事段階で工事を行うが、昨日行ったのは断熱材
    を入れる前の屋内配線工事。

  46. スケルトン

    先日、横浜市市営地下鉄グリーンラインに乗った。
    日吉駅から中山駅を結ぶラインで、途中センター北・センター
    南駅では横浜駅へ向かうブルーラインに乗り継ぎできるので、
    武蔵小杉に住んでいる私にとっては港北ニュータウン方向への
    電車が非常に便利になった。

  47. 全日本グラスコートベテランテニス選手権

    今日は私の趣味の話題です。
    20年ほど硬式テニスをしていて、今も週2回~3回はプレーを楽しん
    でます。仕事を忘れ体を動かし汗をかいていると、頭も体もリフレッシュ
    しますよね。

  48. 住宅展覧会

    昨日は展覧会「大きなテーブル」の会場担当で1日銀座にいました。
    「大きなテーブル」展といってもテーブルの展覧会ではありませんよ。
    大きなテーブルのある住宅の展覧会です。
    わざわざ神奈川県鵠沼から来てくれた女性がいたのですが、テーブル
    の展覧会と勘違いされていて申し訳ないことをしました。

  49. 仮設工事

    設計事務所へ依頼すると工事費が増額してしまうという話をよく
    聞きますが、森建築設計では総予算内で建築可能なご提案を
    しています。ご要望通りの家を実現するにはどの程度予算オーバー
    するのか、要望を重視しながら予算内で納めるためにはどこを変更
    すれば建築可能となるのかを協議して最終案を決定していきます。
    コストコントロールも設計事務所の大切な業務なのです。

  50. SE構法

    今日は(株)NCNで開発販売しているSE構法をご紹介いたします。
    http://www.ncn-se.co.jp/
    東京都町田市T邸で採用し、現在建築中の自宅事務所でも使っている
    工法です。
    木造住宅の工法を大きく大別すると、在来工法、2×4、金物工法の
    3種類に大別できます。SE構法は金物工法の中に分類できますが、
    一般の金物工法が在来工法の仕口(構造材同士を組み合わせる部分)
    を金物に置き換えただけなのに対し、SE構法は仕口金物に剛性を持
    たせ、構造計算により耐震性…