室内温度と湿度の関係

健康維持増進住宅シリーズ 26
「室内温度と室ごの関係」
1月27日のブログでインフルエンザ対策として室内湿度を55%
以上に保つことが大切なことをお伝えしました。今日は追加情報
として室内温度と湿度の関係を詳しく説明します。
空気中の湿度には絶対湿度と相対湿度があり、天気予報や
温室時計で言う湿度は相対湿度を示します。そして相対湿度は
空気温度と密接な関係で決定します。
空気中に保持できる水蒸気量は決まっていて、温度が高くなる
ほど水蒸気を保持できます。空気中の水蒸気量が一定だと仮定
すると、温度が低いほど湿度が高く、温度が高くなるほど湿度は
低くなります。
室内温度と湿度の関係、結露発生温度などを知る方法は簡単。
空気線図(湿り空気線図ともいう)という線図を見れば分かります。
空気線図:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BF%E3%82%8A%E7%A9%BA%E6%B0%97%E7%B7%9A%E5%9B%B3
では、室内温度20度、湿度41%という状態の水蒸気量が変化
しないと仮定した場合、室内温度変化で湿度がどう上下するのか
調べてみましょう。
室内温度⇔湿度
22°⇔36%
20°⇔41%
18°⇔47%
16°⇔53%
14°⇔60%
6.5°⇔100%
下段の100%が結露発生温度(露点温度)となります。室内温度
20度、湿度41%の状態の室内では6度以下の物体に結露が
発生する可能性が高いことが分かるのです。
最近の我が家の早朝の室内温度は14度~16度なので、外気
湿度が40%を切るような状態でも室内湿度は55%となることが
分かりますね。
過乾燥は身体にいいことありません。インフルエンザやドライアイ、
肌乾燥などの対策として適切な湿度を保持することが重要です。
適切な湿度が重要だといっても室内温度20度で湿度55%に
設定してしまうとどうなるか?その空気が暖房していない部屋
や廊下に流入していくとカビの発生や壁内結露などの問題が発生
してきます。
空気線図で確認すると室内温度15度では湿度75%、露点温度
は10度となるからです。
では健康維持増進住宅的にはどう考えればよいか。
室内温度は低め、適正湿度を保とう

そのためには蓄熱式輻射熱暖房を導入して体感温度を上げよう

家中どこにいっても同じ温度になるよう全館暖房方式にしよう

上下温度差が小さく光熱費が少ない高断熱住宅にしよう
という理論が完成します

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