パッシブハウスジャパン東京セミナーへ出席

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昨日は燃費ナビ養成講座に出席してきました。正確には「建物燃費証書発行人養成講座」というセミナー名です。主催はパッシブハウスジャパン。
「燃費ナビ」はパッシブハウスジャパン監修でシーピーユーから販売されている住宅の1次エネルギー消費量を算出するソフトウェアです。セミナーでは事前に出された課題を基にソフトの操作設定方法の解説を行いました。第二部では懇親会も開催されました。
私は今まで自立循環型住宅研究会のソフトを用いて1次エネルギー消費量まで算出していましたが、自立循環ソフトが建物個別計算ではなくモデル住宅に当てはめた予想値であることから、個別計算が可能な燃費ナビを導入してみたのです。
燃費ナビは正確な個別計算が可能という利点があるのですが、冷暖房計算は全館冷暖房しか対応していないという大きな欠点があります。温熱計算の大元になっているのがドイツのPHPPという計算ソフトであることから全館冷暖房にしか対応できないのだそうです。???
逆に自立循環ソフトはモデル住宅に当てはめた数値ですが全館冷暖房と部分間欠冷暖房に対応しています。
関東のほとんどが含まれるⅣ地域以南で全館冷暖房を行う住宅の比率を考えると???です。
国土交通省では2020年までには次世代省エネ基準の義務化、1次エネルギー消費量で住宅の性能を明示するとう方針を決定しています。それまでは一長一短あるソフトをそれぞれを使いながら検討していかなくてはいけないようです。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

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