
国土交通省は認定低炭素住宅やゼロ・エネルギー住宅を供給する地域グループの公募を行いました。この政策の名称は「地域型住宅グリーン化事業」というもので、中小住宅生産者の技術力向上と森林再生を目的としたものです。事業の目的は次のように謳われています。
「本事業は、地域材等資材供給から設計・施工に至るまでの関連事業者が緊密な連携体制を構築し、地域資源を活用して地域の気候・風土にあった良質で特徴的な 「地域型住宅」の供給に取り組むことを支援し、地域における木造住宅生産・維持管理体制を強化し、環境負荷の低減を図り、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の供給を促進することにより、地域の中小住宅生産者等が供給する住宅に関する消費者の信頼性の向上、住宅・建築物の省エネルギー化に向けた技術力の向上を目指し、地域経済の活性化及び持続的発展、地域の住文化の継承及び街並みの整備、木材自給率の向上による森林・林業の再生等に寄与することを目的としています。」
補助対象住宅は次の4種です。
1)長寿命型(長期優良住宅)
2)高度省エネ型(認定低炭素住宅)
3)高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)
4)優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物)
原木供給林業者~製材製造業者~流通業者~プレカット業者~設計者~施工者まで、施工者は5者以上、その他業者は最低1者以上がグループを作り本事業に応募して採択されたグループに対し補助金を出すものです。1棟あたり100万円の補助が想定されています。
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