ペア硝子

最近はペアガラスが一般的になり、断熱環境も改善されてきました。最近完成した賃貸住宅(4軒の賃貸住宅群)では、標準仕様として全ての窓にペアガラスを採用しましたが、不動産屋と施工業者から全ての窓にペアを使っている賃貸住宅は珍しいと言われてしまいました。私の考え方では全ての窓をペアガラスにするか、まったく採用しないかのどちらかしかありません。断熱材もそうですが、1箇所でも手を抜くと、その場所から集中的に熱が逃げたり結露が集中してしますと思っています。
ペアガラスといっても最近は色々あり、空気層の厚みの違いでA6~A12など数種類、空気層部分にガスを注入したもの、空気層を真空にしたものなど、普通のペアに比べて倍近くの断熱性能がある製品も発売されています。
一般の方に憶えておいてもらいたいのは、ペアガラスは必ず枠とのセットで考えないと意味が無いということです。普通のアルミサッシにペアガラスを入れただけでは、ガラス部分の結露は無くてもアルミ枠部分に多量の結露が発生してしまいます。木枠や樹脂枠を使うか、完璧な熱遮断構造を組み込んだアルミ枠を使ったほうがよいです。
ペアガラスは冷気の侵入を和らげ、住人の体に優しい室内環境を作る上で必要な製品だと感じてます。最終的には、室外・室内環境さらには求める防犯性能によって選択すべき仕様は変わりますので、専門家の方から十分話を聞いてから判断してください。

寒冷地ではトリプルガラスが標準となっています。窓の価格は変化が激しいので、つねに情報を更新して限られた予算のなかで採用可能な性能グレードの窓を、住環境の確認とセットで決定すべきです。

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