エコロジー用語解説シリーズ  「循環型社会」

エコロジー用語解説シリーズ  「循環型社会」
これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会ではなく、
有限な天然資源の消費量を減らすとともに、再生産。再利用
を行って資源の循環を図っていけるような持続可能な社会の
こと。
建築業界、住宅業界でも当然のことながら循環型社会への
大きな流れがあります。
私が取り組んでいる「自立循環型住宅」もその一つ。
ハウスメーカーは、住宅の高断熱化を図り、太陽光発電や
太陽光給湯、高効率家電の導入などのアクティブソーラー設備
で循環型社会を目指す傾向にあります。
敷地はひとつひとつ特性が違います。敷地形状、高低差、周囲
の建物の配置、南北方位、風向き、これらすべてを読み取り的確
なプランを作成できるのはパッシブデザインに取り組んでいる
設計事務所だけなのです。
プランが最初から決まっているハウスメーカーにはできないので
ハウスメーカーはアクティブソーラー住宅を進めるのですね。
自立循環型住宅は、自然エネルギーを有効活用して、光熱費
を1/2に下げることのできる住宅です。設計段階で住宅の
温湿度環境や冷暖房費を具体的数値で明示して、住宅性能を
説明しています。
もうひとつ循環型社会の実現には住宅の長寿命化が必要です。
寿命30年から寿命70年住宅へ。
地球と住人にやさしい家づくりを始めましょう。

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