小田原のバウビオロギー住宅 上棟!!

小田原のバウビオロギー住宅(冬至の日の出が神棚を照らす家)

昨日、晴天に恵まれたなか上棟いたしました。1枚目の写真は午後3時段階のものです。柱梁が組みあがり屋根垂木を設置している状況です。

構造材(土台・柱・梁など)、表し野地板はすべて静岡県浜松市天竜区にある天竜T.Sドライシステム協同組合からとりよせた材です。冬季の新月期に伐採し、その場で葉がらし乾燥させ、1年以上天然乾燥させた材になります。でんぷん質などの栄養分が少なく、葉がらし乾燥期に生成されるフェノール成分によって防蟻効果がとても高く腐食しにくい材です。

2枚目はもう少し近づいた写真です。

この住宅は平屋で、一般的な床高さより30センチ床高さを挙げています。地面から1階床仕上げまではちょうど90センチくらいになります。そのため基礎立ち上がり上の土台よりすこし上に横架材をぐるっと回しております。垂木下ぶらんと下がっている白いシートはタイベックシルバーという透湿防水シートです。

屋根構成は3枚目の写真で詳しくご説明いたします。垂木下のタイベックシルバーは屋根断熱のセルロースファイバー層を作るために敷きこんでいます。ここ住宅では屋根断熱として23センチのセルロースファイバーを吹き込みます。垂木高さ105mmは空気層となり軒先から棟へ空気を流す通気層となるよう設計しています。この空気層は雨水や室内湿気による野地板劣化防止、夏季の遮熱対策、深い軒先を設けるためなど総合的に考えて設計したものです。
垂木の上には野地板を張りその上にアスファルトルーフィングという防水紙を張ることになります。写真では建物外壁上部まで野地板と防水紙の施工が終わっています。「カッパ」と印字されているのが防水紙です。防水紙が張られていない外壁より外側の範囲は、下から野地板が直接見える部分で12mmの杉無垢板を張っていく予定です。現在設置されている垂木もそのまま露出する屋根構成としました。

最後に表し野地板として使用する12mmの杉平板が搬入されていたところを撮影しました。基本110mm幅で相じゃくり加工された平板を張っていきます。軒先のみ幅168mmの幅広の板材を使用します。

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