
バウビオロギー 新25の指針
バウビオロギー(Baubiologie)は40年前にドイツで生まれた学問です。建築生物学あるいは建築生態学と訳されています。日本語訳を聞いても何のことかよくわかりませんね。もう少しわかりやすく解説しましょう。
Baubiologieの語源は、ドイツ語bau(建築)+ bio(生命)+ -logos(学問)です。◆環境や健康に配慮した住まいづくりを追求する学問◆と言えば理解しやすいでしょう。
バウビオロギーには25の指針があり40年以上経ったいまでもバウビオロギー住宅づくりの羅針盤となっています。この25の指針が2018年に改訂され、5つの大項目とその中の5つの小項目に整理分類されました。
大項目1:快適な室内環境
大項目2:建材の選択と空間のしつらえ
大項目3:空間造形と建築一人間を基礎に捉えたデザイン
大項目4:持続可能な環境形成-環境問題、エネルギー、水
大項目5:エコ・ソーシャルな生活空間をつくる
バウビオロギーからの問いかけ
―どのような建材や工法が、人間の健康、そして健やかな住居環境を促進するのでしょうか。
―建物内にはどのような有害物質が存在し、どのような材料を回避すべきなのでしょうか。
―建物が粗大ごみの「中間貯蔵庫」になってしまわないようにするためにはどのようにしたらよいか。
―どのようにして健康な室内環境をつくることができるのでしょうか。
―エレクトリック・スモッグとはなんでしょうか。「危ない」のは本当でしょうか。
―居室や建物は、休憩や心身の再生にはどのように影響を及ぼすのでしょうか。
―どのような要素が、過敏、疲労、他の心身への作用をもたらすのでしょうか。
―居室は集中力、モチベーション、注意力、作業効率アップ、学習成果に影響を及ぼすのでしょうか。
これら問いかけに対し、バウビオロギーは様々な研究結果や論理的な「ノウハウ」を示しています。
このブログカテゴリー「バウビオロギー」では25の指針を解説しながら、上の問いかけに対する具体的な「ノウハウ」や実際の設計事例などを紹介していきます。


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