
小田原のバウビオロギー住宅(冬至の日の出が神棚を照らす家)
壁と屋根下にセルロースファイバー(断熱材)を充填しました。壁は105mm、屋根下には260mmの厚みでパンパンに充填完了いたしました。それぞれの厚みは床を含めた外皮性能計算で決定しています。
1枚目の写真は一体空間となるLDK寝室スペースです。屋根勾配そのままの船底天井の形状でセルロースファイバーを充填しました。現状はセルロースファイバーを吹き込むための不織布が表面に見えています。壁天井とも、この上に気密シートを張った後に石膏ボード張り、珪藻漆喰塗り仕上げをいたします。

壁正面を撮影した写真です。ところどころ後張りのシートが張られている箇所がセルロースファイバーを吹き込むためのホースを差し込む部分です。一般的な充填グラスウールと比べて本当に隙間なくパンパンに充填されていることが分かります。

気密性能を確保するためコンセントスイッチBOX周りは気密部材を使用し配線取り込み部分は気密処理されています。

天井の気密シートを張り始めた写真です。天井については夏型結露対策の気密シートを施工しています。一般的な気密シートは湿気を遮断して屋内から壁や屋根裏に湿気が入り込むことを防止することで内部結露を防止します。今回のような屋根断熱では冬ではなく夏に屋根裏で結露する可能性があるため夏型結露対策された気密シートを張っています。

東西に長い形状の建物の屋根仕上げはフラット瓦としました。黒色に見えますが色は銀鼠色です。

瓦の下の軒天は表し垂木に杉板張りとしました。見上げたときに目線から最も目立つ軒天を杉無垢板張りしました。垂木の先端は斜めにカットし雨がかりによる腐食を抑えるよう考えました。
表し垂木の下には遮熱性能のあるタイベックシルバーを敷き、垂木の厚み105mmをそのまま屋根通気層としています。上の写真で銀色に見えるしーとがタイベックシルバー、先ほどの夏型結露対策気密シートとの間が260mmありセルロースファイバー断熱材層となっています。屋根の通気層は天井裏の湿気排出と野地板の腐食を抑えるうえで極めて重要です。

垂木と垂木の間には面戸板を設置し、面戸板と野地板の隙間、上の写真で黒く見える部分には通気部材を挟み込んで昆虫などが梁きこまないようにしています。

南側の屋根軒先は夏季に窓から直射日光が室内に入らないよう軒先を伸ばしています。
室内の船底天井は高すぎず低すぎず良いボリューム感の空間となりそうです。4月には大工工事が完了し5月に珪藻漆喰塗りなどの仕上げ工事の予定です。こちらの住宅は完成見学会を開催予定ですので日程が決まり次第こちらのブログで情報発信いたします。
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